【アルプス歯科院長・橋本の論文が「Nature」姉妹誌である「Scientific Reports」に掲載されました!】
噛む力と循環器病発症の関連性について、
国立循環器病研究センターにて院長の橋本栄が進めていた研究の論文が、
国際誌「Scientific Reports」に掲載されます!
これまで、歯を失ったり歯周病等でお口の健康を損なうことが循環器病の発症に関連することが報告されていました。
その理由として、歯周病菌による慢性的な炎症が、糖尿病・心筋梗塞・脳梗塞等の循環器病のリスクを高めることは以前より報告されています。
今回の研究では、
噛む力(咀嚼機能)が低下することが、循環器病発症のリスクを高める影響を及ぼすことを明らかにしました。
噛む力が弱い方は強い方に比べて最大5倍も循環器病のリスクが高いという研究結果を報告しております。
結論として、
歯科治療による歯周病の予防に加えて、
噛む力を保つことが、循環器病発症リスクを下げることになると考えられます。
歯が抜けてしまったまま放置していたり、入れ歯が合わずに困っている方は、
全身の健康のためにも、ぜひ一度ご相談下さい。